ギタリスト大百科

私の知っているギタリストや好きなギタリストをご紹介していきます。たまにギターや音楽と関係無いことも書きますm(_ _)m 最終的にギタリストの広辞苑みたいになればいいなと思っとりますが 多分ごちゃまぜブログみたいになると思います(笑)

Adrian Belew(エイドリアン・ブリュー)親方フランク・ザッパ、ロバート・フリップ以上の超個性派ギタリスト

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画像引用元
http://amass.jp/59459/

ギターで像の鳴き声を奏でる異能派ギタリスト

1949年12月23日、エイドリアン・ブリューは米国ケンタッキー州コヴィントンで生まれた。
幼少からジャズに親しみ、まず最初にドラムを始める。しかし16歳の時に単核白血球増加性という難病を患い、入院生活を余儀なくされる。

 


病院ではドラムの練習は出来ないので 仕方なくギターを手に入れて独学で練習する。

退院後、プロミュージシャンを志し各地を転々とする中で、ナッシュビルのクラブで
ローカルバンドの一員として演奏していた時期に思いがけないチャンスが舞い込む。
フランク・ザッパがエイドリアンの演奏を観て、彼をスカウトしたのである。
ザッパのバンドに迎え入れられた個性的なギタープレイ、そして時にはアルバム「シーク・ヤーブティ」(79年)でも披露したボブ・ディランのものまねなど、ヴォーカル面でも異能ぶりを発揮する。

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すると今度はそのステージで ブライアン・イーノの目に留まる。そしてイーノの推薦により、デヴィッド・ボウイのバンドメンバーとして迎えられることとなる。
アルバム「ヒーローズ」(77年)のツアーに帯同した後、イーノも関わった「ロジャー」(79年)、そして「スケアリー・モンスターズ」(80年)という2枚のアルバムのレコーディングに参加する。

そしてニューヨークのスティーヴ・ライヒのライブで ロバート・フリップとしりあうことになる。「キング・クリムゾン」の活動を休止していたフリップは ビル・ブラッフォード(ds)、トニー・レヴィン(b)、そしてエイドリアンという顔ぶれで 新バンド「ディシプリン」を立ち上げる。

これが後の新生キング・クリムゾンに発展し、完成したアルバム「ディシプリン」(81年)はグループ史上屈指の名盤となる。

この年に来日公演を敢行すると、直後にエイドリアンは初のソロ作「ローン・ライノウ」(82年)を発表。以後、80年代~90年代、そして21世紀突入以降もナッシュビルの気心のしれた仲間たちとのユニット「ベアーズ」も交え ソロアルバムはコンスタントにリリースされる。
クリムゾンはアルバム3枚で1984年に再び解散、しかし1994年に「ディシプリン」のメンバーをベースにまさかの再復活を遂げる。
以後 断続的ながらも活動続行中で、エイドリアンはフリップに次ぐ重鎮としてグループを支えている。


主な使用機材

エイドリアンの愛用ギターは主にストラト。フェンダーのカスタムショップ製でケーラーのトレモロシステムやローランドのギターシンセサイザー、レースセンサー・ピックアップなどを組み込んだ改造がなされた物をメインで使用していた。
その他、フェンダーのムスタングやジャズマスター、バーニーのレスポールモデルなどを弾くこともある。
近年はパーカーのフライ・ギターをベースにしたシグネイチャー・モデルが完成し、それが新たなトレードマークになっている。

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