ギタリスト大百科

私の知っているギタリストや好きなギタリストをご紹介していきます。たまにギターや音楽と関係無いことも書きますm(_ _)m 最終的にギタリストの広辞苑みたいになればいいなと思っとりますが 多分ごちゃまぜブログみたいになると思います(笑)

Alex Lifeson(アレックス・ライフソン)レスポール、PRSのダブルハムの太いトーンで奏でる高度な音楽性

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画像引用元  
http://ameblo.jp/dada7276/entry-11916167786.html

3ピースバンドのお手本的ギタリスト

1953年8月27日、アレックス・ライフソンことアレクサンダー・ジヴォジノヴィッチは
カナダのブリティッシュコロンビア州ファーニアで生まれた。

 セルビア人移民の家系で本名の苗字はセルビア語で「生命の子」を意味するため、これを英語にして、ライフソンを名乗っている。
12歳の時に父親に買ってもらったクラシック・ギターで練習を始め、ほどなくしてエレキギターを手に入れて、独学でマスターした。

1968年にジョン・ラトジー(ds)、ジェフ・ジョーンズ(b)、とともにバンド「ラッシュ」を結成。やがて、ベースがケディ・リーに替わり、一時期はキーボーディストも加入して4人組となるが、結局はスリーピースバンドに落ち着き、1972年頃から本格的にプロとしての活動を開始する。

1974年に自費で「閃光のラッシュ」を制作。FM局のDJがこれを気に入り、ヘビー・ローテーションでオンエアし続けるとそれが話題となり、メジャーのマーキュリーレーベルと契約を結ぶ事になる。
そしてセカンドアルバム「夜間飛行」(75年)で完全に体制が整う。
ジョン・ラトジーが脱退し、1974年6月に後のロック史に残る名ドラマー、ニール・パートが電撃加入する。ここに鉄壁のスリーピースバンドが完成する。

また 大の読書家で知られる彼はラッシュの楽曲の殆どの作詞を手掛けるようになる。
特にSF小説に造詣が深い彼が紡ぐ詞は,独創的かつ空想的、ともすれば哲学的で社会風刺に満ちたもので バンドの色にも深みを持たせた。
そしてサウンドの方も ハードロック寄りから徐々にプログレ寄りに傾向していく。

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変拍子を取り入れ、組曲仕立ての大作主義へと向かう。5作目の「フェアウェル・トゥ・キングス」(77年)からは ケディがプレイするシンセサイザーも導入し、その傾向はより一層深まることとなる。

ヨーロッパで人気を博していた彼らが アメリカでのブレイクを果たすのが7作目「パーマネント・ウェイヴス」(80年)。
楽曲をコンパクトにまとめ、全体的にポップに仕上げたこの作品は、全米チャート4位を記録し、初のベスト10入りを果たした。

さらに アレックスの奏でるリフが印象的な「ザ・スピリット・オブ・レイディオ」が初のシングル・ヒットにもなる。

続く「ムーヴィング・ピクチャーズ」(81年)はさらに順位を上げ、全米3位まで登り、400万枚以上のセールスを記録しバンドの人気を決定的なものとする。
その後、80年代~90年代、そして21世紀突入後も不動のスリーピース体制で3年と空けないコンスタントなアルバム制作を続けている。


演奏スタイルと主な使用機材

彼のプレイスタイルは パワーコードやリフの演奏だけにとどまらず、アルペジオやカッティングで複雑な和音を奏で、音色もディレイや空間系エフェクターを駆使してスペイシーな音世界の構築にひと役買っている。
愛用ギターはギブソンのES-335やレスポール、フェンダーのストラト、PRSなど。
アンプは初期はマーシャルを使用していたが 近年は自身のモデルが開発されたヒュース・アンド・ケトナーやマッチレスを使用している。

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